塩原温泉 ホテルおおるり 朝食バイキング【新型コロナでおおるりホテル10館閉館・・・😢。今後おおるりの血脈を継ぐ塩原温泉 ホテルおおるり：1泊2食+酒一杯で5800円〜】

「おおるりグループ」が、日光市の鬼怒川温泉の「ホテルニューおおるり」など１０館を８月末で閉館し、売却することが分かった。というニュースを受けショックを受けています・・・。群馬・草津温泉の「ホテルニュー紅葉」とこの塩原温泉の「ホテルおおるり」だけは営業を継続するとのことなのだけど、おおるりグループのホテルと言えば最近目まぐるしく料理の内容が良くなっていただけに残念でしかないですね。もしかして、料理のグレードが目覚ましく高まったのは蠟燭の火が消える前に一瞬火が燃え上がるという瞬間だったのかもしれない・・・。

そんな予感はしていました。鬼怒川のおおるり会館わきにある膨大な数の動いてないであろうおおるりバスを目にしていたわけで、それが運航休止においこまれたらこのグループもただでは済まないな。と思っていたんですよね。案の定立ちいかなくなりました。もう少し持ちこたえてくれればワクチンも日本全体に普及して別の展開もあったのだろうにといくら残念がっても仕方ないですね。全滅じゃなくてかろうじて2つのホテルが生き残っただけでも不幸中の幸いだと思いましょう。

そんなかろうじて生き残った「塩原温泉 ホテルおおるり」の朝食バイキングを紹介します。



12のホテルを持つまで拡大したおおるりグループ。そして8月末に10のホテルは廃業、あるホテルは買収され、あるホテルはその古さから廃墟と化すだろう・・・。そして、今まで大勢の観光客を楽しませてきたおおるりの血脈は「塩原温泉 ホテルおおるり」へ引き継がれる。

こうやってレポートを書いていても物悲しい気分にさせられる。




会場。











サンドウィッチバイキング。玉子サラダ、ツナ。ポテトサラダや野菜を挟んでもいい。アップルビネガードリンクもある。




サラダ。



ポテトサラダ、ドレッシング。




かぶの煮物、ミートオムレツ。




しょうがたまり漬け、三色豆、梅干し、昆布佃煮。



海苔佃煮、山クラゲワサビ漬け。



ミックスたまり漬け、サラミ。



湯豆腐、納豆。



鯖、ウインナー。



味噌汁。御飯、コーンポタージュもある。

デザート



牛乳、ミルク寒天、パイナップル、オレンジ、バナナ。



ミルク寒天は癖になる美味しさ。



ドリンクメニュー



お茶。



コーヒー。






ほどなくして会場もヒートアップ。

















こんな感じに盛りました。




いろいろ漬物丼。



とろけるようなかぶ。こんなに美味いかぶを食べたのは初めて。鶏肉との相性も抜群。



新鮮なサラダ。



サンドウィッチバイキング。



塩原温泉 ホテルおおるり 宿泊レポートA⇒こちら
塩原温泉 ホテルおおるり 宿泊レポートB⇒こちら
塩原温泉 ホテルおおるり 大浴場レポート⇒こちら
塩原温泉 ホテルおおるり 夕食ハーフバイキングレポート⇒こちら


総論：おおるりホテルグループの全12ホテルのうち10のホテルが8月末をもって閉館と聞いてとても悲しい気分に襲われている。「失ってからわかる大切さ」というやつですかね。おおるりホテルは安かろう悪かろうというイメージであまり利用していなかったのですが（それでも全館利用した）、こんなにサービス精神にあふれるホテルはそうそうないですよ。

特に最近のおおるりの夕食バイキングのクオリティーアップは素晴らしかった。これも今考えればホテルの起死回生を図るための死に物狂いの努力だったと思いますよ。それが実を結ばなかったのは残念でしかないですね。せめて、新型コロナが収束するまで持ちこたえてほしかった・・・。

かろうじて生き残った「塩原温泉 ホテルおおるり」。今後、おおるりの火を消さないためにもぜひ頑張ってほしいですね。そしていずれかおおるりが手放したホテルを再買収し再生して欲しいと願っていますよ。

総合：★★★☆☆ 価格を考慮すれば充実している。塩原産のかぶの煮物は特に美味しかった。サンドウィッチバイキングも個人的にお気に入り
品数：★★★☆☆ 普通かな
品質：★★★☆☆ 昔に比べれば充実している

塩原温泉ホテルおおるり