昨年おおるりホテルの「奥日光湯元温泉 おおるり山荘」が廃業したと思ったら、ホテルマイステイズに買収されて今年4月28日にリニューアルオープンを果たした。かんぽの宿も買収したし、新型コロナの影響でホテル業界に寒いこのご時世なのにマイステイズの資金力はすさまじいものがありますね。というわけで、夕食バイキングをレポートします。なお、例によって全種類網羅したつもりですが、欠けがある場合ご了承ください。
あれ?開始10分前だというのに誰も並んでいない。以前のおおるりホテルなら100メートル以上の行列ができていたのに。このホテルの宿泊価格は通常の観光ホテル並みなので即座に合点がきました。今までの経験上、ホテルの価格が安ければ安いほど行列が長く、ホテルの価格が高ければ高いほど行列ができないんですよね。客層が全く異なることが理由です。ちなみに、トラブルの比率も価格が安ければ安いほど高まります。今振り返ると、おおるりホテルの宿泊者には老若男女問わずとんでもなくガラの悪い人たちがいたなぁ・・。
おでん。玉子、大根、鶏団子、ちくわ、笹かまぼこ、はんぺん、コンニャク。一瞬私の一番好きな玉子が無いと焦ったけど、底に沈んでいる。
またぎ汁。新潟県魚沼地方の猟師鍋。
ライブキッチン
天ぷら。海老、茄子、野菜かき揚げ、さつまいも。
天つゆ、大根おろし、生姜、塩。
山女魚の塩焼き。
ステーキ、ジンジャーソース。
キッズコーナー
お稲荷さん、蟹クリームコロッケ、離乳食、ポップコーンシュリンプ、フライドポテト、チキンナゲット。
ミニ煮込みハンバーグ、お子様カレー。
寿司。イカオクラ、海老、マグロ、タコ、サーモン。
筍と蕗の旨煮。
冷やし蕎麦。
豚の角煮、湯波の鶏ひき肉餡かけ。
海老焼売、小籠包。
トマトペンネチーズ、油淋鶏。
海老とイカのチリソース煮、ビーフシチュー。
牛ハラミの旨辛炒め、タンドリーチキン。
砂肝と茸の黒コショウマリネ、くらげと胡瓜のピリ辛和え。
しもつかれ、棒棒鶏。しもつかれは鮭の頭と根菜、大豆、酒粕を煮込んだ料理。
白身魚のエスカベッシュ、茄子の揚げ浸し、ほうれん草となめこの煮浸し。
にらと干瓢の酢味噌、小松菜とひじきのサラダ、日光たまりらっきょう、生ハムとモッツァレラチーズのカプレーゼ、キャベツの浅漬け。
サラダ、かぼちゃのオリーブオイル焼き、春キャベツのマリネ。
ドレッシング。
刺身、ガリ。鰤、イカ、きくらげ、湯波、鰹のたたき。
白米、湯波とアサリの炊き込みご飯。ゆばは京都では湯葉と表記するが栃木では湯波と表記する。プレートに書き込んだ人はちゃんとわかっていますね。
コーンスープ、チキンカレー。
ーーーーーデザートーーーーー
ソフトクリーム。
夕張メロン、ぶどう、パイナップル。
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補充でメロンが変わった。
ケーキ。
ピスタチオロールケーキ、みかんゼリー、抹茶のムース。
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補充で抹茶の羊羹が出た。
野菜のカップケーキ、大学芋。
ーーーーードリンクーーーーー
平家本陣のウェルカムドリンクに並んでいたのと同じですね。紅茶、ハーブティー、静岡茶、ほうじ茶。
コーヒー。
ジュース。
オレンジジュース、グレープフルーツジュース、酒は別料金。酒飲み放題1800円。
ビール、ハイボール。
ワイン。
氷、シロップ。
ほどなくして会場もヒートアップ。
こんな感じに盛りました。
エビチリ、ビーフシチュー。
砂肝、生ハム、棒棒鶏。一皿に盛る形式なので数多く盛ると味が混ざる危険がある。
冷やし蕎麦。シャキっとしている。
湯波と鶏そぼろ煮、豚の角煮も美味い。
おでん。
ステーキ。レアな状態なのがこのホテルの特徴なんだけど、少々固めな印象。
きくらげと湯波の刺身はこのホテルならでは。
寿司。
山女魚の塩焼き。このホテルの一押し料理です。
デザート。時間によって置いている品物が変わる場合もあります。
亀の井ホテル 奥日光湯元 ダイジェスト⇒こちら
亀の井ホテル 奥日光湯元 宿泊レポート⇒こちら
亀の井ホテル 奥日光湯元 大浴場レポート⇒こちら
亀の井ホテル 奥日光湯元 朝食バイキングレポート⇒こちら
総論: 会場前に10分前に並んで一番乗り。昔なら100メートル以上の行列ができて、とてもそんな真似できなかったのだけど、宿泊価格が高値になり客層が変わったのでそんな早くに並ぶ人がいなかったのでしょうね。一番早く並んだ私が言うのもなんだけど、がっついていないのは良いこと。
バイキング会場は以前の庶民的なそれに比べると綺麗でセンスが良くなったし、会場にいるスタッフ達はスーツを着て高級感を漂わせている。料理の内容は宿泊価格が上がっただけに以前のおおるりホテルとは比較にならないほど良くなった。おすすめは山女魚の塩焼き、きくらげの刺身、またぎ汁、冷やし蕎麦、ビーフシチュー、エビとイカのチリソース煮、夕張メロンですかね。それとコーヒーのクオリティーが高いのでこれもお勧めです。
総合:★★★★☆ 昔のおおるりホテルとは違って倍近くの価格になったため、料理のクオリティーは比較にならないほど高くなった。館内にはアルコール販売が一切ないけど、1800円でアルコール飲み放題が可能。館内のアルコール販売がないのはもしかして夕食時に酒を頼ませるホテル側の戦略なのかもと思う
品数:★★★★☆ 二段に料理が並んでいる個所もあり多い。
品質:★★★★☆ 郷土料理にこだわっているし、手間暇かけた料理が並んでいる。デザートの補充は別の品が出るパターンがあるので面白い
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